ビカクシダ復活作戦。@マダガスカリエンセ
死にそうになった株を復活させた?復活させつつあるので、その経過を書いてみます。
輸入された株は、十中八九、弱ってコジれます。泣
なかなか思うように育たないんですね。。
ただ、これは、毎回のパターンなので少々のトラブルには慣れてきました✌️
今回のコジれた主は、、、
ビカクシダ マダガスカリエンセです。
↓こちらは人気のインスタを拝借。
独特の葉脈に沿った凸凹したフォルムが人気の品種で、最近はオークションでもちょこちょこ出てきています。
好き嫌いは別れると思いますが、特徴的でビカクシダのなかでも面白い品種です。
綺麗に育つとこんな感じになります。
当然、自宅で育てている趣味家ビギナーは、比較的安価な小さい株からチマチマ育てることが多いはず。それはそれで楽しいんですが、やはり小さい株は弱いです。
マダガスカリエンセはデリケートな品種と言われている通り、私が世界らん展で格安で手に入れてきた輸入株も小さく不安なサイズ。
タイから輸入されてきた子株です。
国内のオークションや流通、展示会などでも売っていますが、高くて手が出ないので買えて良かったです🎵
さてさて、この株ですが、、、
世界らん展で売っていた、中でも安い株を試しに育ててみたのですが、世界らん展のような乾燥した空間で気温など環境もガラッと違う所に持って来られたわけで、当然のようにスタートから大幅に出遅れ。
まずは、はじめに生えていた小さな葉が枯れて取れてしまいました。。。
ただ、悲しむのはまだ早い。
蘭もそうですが、植え替えたばかりや輸入株を植え込んだばかりの時は体調を壊して調子が悪くなるもの。
この品種に関しては、丁寧に水苔で巻いて水分が切れないようにするのがまず大事。
この時は、栄養が必要そうだからって肥料とかはあげません。根が十分に育っていない時にあげても経験的にマイナスに働くことが多いです。
むしろ、丁寧に糸で縛って根が張れるような環境づくりをしてあげることが大事です。
そして、効果抜群の容器で作ったカバー。
葉がシナシナに弱ってしまうのは、乾燥や吸水よりも蒸散が優っている時がほとんど。
マダガスカリエンセは水が好きな品種なので、弱い小さなうちは穴を多めに開けた容器をカバーにして被せておくと良いです。
中がビショビショになってしまうと思われがちですが、穴から通気があるので大丈夫。空気が乾いてくると水苔の湿り気から水分が供給されて急には乾かないので、この品種にはピッタリな方法だと思います。
今期よく育てていると、
また脇から小さい葉が出てきます。生えている葉も徐々に大きくなってくると思います。
根がしっかり生えるまで、成長は遅いかもしれませんが、しばらくは辛抱です。
買った時の葉が枯れてなくなってしまっても、諦めず育てましょう!
将来、インスタの写真のような立派な株になることを楽しみにコツコツ育てます。